女性だまされ2743万円被害 信じた50代息子の電話は詐欺…息子の知人装う男2人に手渡す/浦和東署
2020/07/08/00:00
浦和東署は7日、さいたま市緑区の無職女性(76)が現金計2743万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、6月26日午前9時15分ごろから数回、女性方に長男を名乗る男から、「仕事上の小切手が入った荷物を置き忘れた」「お母さんいくらか用意できないか」などと電話があった。信じた女性は同日から今月3日までの間、計6回にわたり、自宅近くの路上で長男の知人を装う男2人に計2743万円を手渡した。
最後に現金を渡した後、心配になった女性が別居している50代の長男に電話。長男が気付いて6日昼、浦和東署に通報した。女性は現金自動預払機(ATM)で口座から現金を下ろして渡していたという。
現金を取りに来た男は1人が30代の会社員っぽく、もう1人は20代で身長約170センチ、作業服に黒いマスクを着けていたという。