医師は心臓破裂で死亡…母他界で絶望した息子が発砲「殺意ない」 同行職員は肝損傷で重傷「誤射や威嚇射撃だった」 母の治療が不適切だと思い込み、銃撃し立てこもった息子が法廷へ スプレー噴射は認めるも、銃は「しっかり構えられず予想外」
2023/10/27/18:18
ふじみ野市の住宅で昨年1月、医師=当時(44)=が散弾銃で射殺されるなど訪問していた医療関係者3人が死傷した立てこもり事件で、殺人や殺人未遂の罪などに問われた、住人の無職の男(67)の裁判員裁判の初公判が26日、さいたま地裁(小池健治裁判長)で開かれた。男告は1件の殺人罪と2件の殺人未遂罪について、いずれも「殺意は全くありませんでした」と起訴内容を一部否認した。