体罰行った教職員、前年度より2人減の3人 暴言や不適切な指導は66人 さいたま市教委が発表
2020/07/11/00:00
さいたま市教育委員会は10日、2019年度に市立小中高校・特別支援学校で体罰を行った教職員は、前年度より2人少ない3人だったと発表した。暴言など不適切な指導を行った教職員は、前年度比34人減の66人だった。
教職員人事課によると、体罰を行った教職員は小学校1人、中学校2人。内容は「生徒同士の仲裁のため、腕などに強い接触をしながら指導」「手のひらや拳で頭をたたいた」などで、そのうち1人が文書訓告の処分を受けた。
「感情に任せて繰り返し怒鳴った」など、不適切な指導を行った教職員は小学校が前年度比21人減の31人、中学校は11人減って35人だった。特別支援学校ではいなかった。