入園600万人目はペンギン好き園児 狭山のこども動物園、31年目で達成 ぬいぐるみなど記念品贈呈
2020/07/12/00:00
狭山市柏原の市立智光山公園こども動物園(伊東友基園長)は11日、1989年5月の全面開園以来の入園者が600万人に達した。
600万人目の来園者となったのは家族4人で来園した飯能市の幼稚園児、和里一葉ちゃん(3)。ペンギンビーチの前で行われた記念セレモニーでくす玉を割り、伊東園長から動物のぬいぐるみなどの記念品が贈呈された。
一葉ちゃんは「ペンギンが好き。泳いでいるのを見て面白かった」と満面の笑みで話した。父親の正一さん(35)は「家族で10回以上来ている。まさか自分たちが600万人目になるとは。雨だけど来て良かった」と喜んだ。
同園は昨年開園30周年を迎え、31年目で入園者600万人を達成した。昨年6月には開園30周年記念事業としてケープペンギンを展示する「ペンギンビーチ」を新設。ペンギンやカピバラをはじめ哺乳類や鳥類など87種約900点の動物が飼育、展示されている。
伊東園長は「新型コロナウイルス感染拡大防止のため3月から休園し、その間多くの方から激励の言葉を頂いた。まだイベントや動物との触れ合いはできないが徐々に復活させていきたい」と力を込めた。