埼玉新聞

 

ラグビー・パナソニックワイルドナイツ移転、熊谷に宿泊施設など整備 ファン引き付け、地域活性化にも期待

  • 天然芝のグラウンドに隣接する形で建設される(左から)宿泊棟、管理棟、屋内運動場の完成予想図(提供)

 県ラグビー協会は14日、トップリーグに所属するパナソニックワイルドナイツの熊谷市への本拠地移転に伴い、昨年のワールドカップ(W杯)で3試合が行われた熊谷ラグビー場のある熊谷スポーツ文化公園内にクラブハウスや宿泊施設などを整備すると発表した。各種施設は2021年8月までに完成予定。その後、同チームは本拠地を熊谷に移し、22年1月の開幕を目指す新リーグに挑む。W杯後のレガシー創出を課題としていた県の大野元裕知事は14日の定例会見で「ワイルドナイツには本県のラグビーの普及・発展に貢献してもらうとともに、多くのファンを引き付けて地域活性化の起爆剤になってほしい」と期待した。

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