埼玉新聞

 

<新型コロナ>38人感染…狭山に劇場クラスター客 さいたま、川口、草加、所沢、越谷、鴻巣の女子大生ら

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは15日、新型コロナウイルス感染者を新たに38人確認したと発表した。内訳は、県発表が29人、さいたま市が6人、川口市1人、越谷市1人、川越市1人。

 これまでに確認された感染者は1568人(チャーター便帰国者含む)、死者は67人。重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は54人、一般医療機関への入院は149人。ホテル療養は81人、自宅療養は35人。709人が退院し、療養終了は435人となった(15日午後5時時点)。

 県によると、県管轄では草加市の10代女子学生、所沢市の10代女子専門学校生、越谷市職員の30代男性、鴻巣市の10代女子大学生ら29人の感染が確認された。

 県内居住の20代会社員女性と40代会社員女性、狭山市の40代会社員女性は東京・新宿の劇場「シアター・モリエール」で行われた舞台を複数回鑑賞していた。同劇場に関連した県内感染者は6人となった。

 14日午後、15日午前に判明した28人のうち、感染経路不明は13人。都内居住者が4人含まれていた。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、いずれも市内に住む20~70代の男女6人。40代女性は夫の感染判明で市保健所が検査した。 川口市によると、感染が確認されたのは無職の30代女性1人。容態は安定しており、入院を調整中。川越市によると、感染が確認されたのは会社員の20代女性1人。入院治療中で状態は安定している。感染経路は不明。

 越谷市によると、感染が確認されたのは市内に住む30代の市職員男性1人。11日に感染が判明した60代男性の同居家族。

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