埼玉新聞

 

本を選ぶ時間を短縮 3冊の本をセット、新座・中央図書館がおたのしみ袋【#コロナとどう暮らす】

  • コロナ拡大で3冊の本をセットにしたおたのしみ袋

 新型コロナウイルスの感染拡大防止による外出の自粛などを受け、新座市野火止の市立中央図書館は、本との新しい出合いを作ってもらい、図書館の短時間利用を促進するため、さまざまなテーマごとに選んだ3冊の本をセットにした貸出事業「おたのしみ袋~新しい本に出合えるチャンス~」を行っている。同事業は31日まで。

 「なかよしのほん」などと袋に添付された簡単なテーマ札を基に好みの袋を選ぶシステムで、同館職員がそれぞれが思い描くテーマで選んだ3冊の本を紙芝居を入れるバッグ「紙芝居袋」に入れ、1階展示コーナーに置かれている。バッグと中に入った本はいずれも消毒されている。

 また、貸出希望者には同館職員がパソコンなどで制作した伝染病予言妖怪「アマビエ」を描いたしおりを、漏れなくプレゼントしている。

 同図書館は「本を選ぶ時間が短縮できる上、これまで読まなかった分野の本を手にし、読書の魅力を再発見してもらえらば」と話している。

 同図書館は午前9時30分~午後6時。毎週月曜休館。

 問い合わせは同図書館(電話048・481・1115)へ。

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