埼玉新聞

 

お地蔵さんに願いを込めて…“地球最後”の光景見た男性の思い継ぐ「ひこじぞう」 核廃絶願い建立から19年

  • 【上】「ひこじぞう」の建立を託された小川美里さん(右)=9月3日、埼玉県さいたま市見沼区染谷の常泉寺【下】常泉寺の境内に建立されている「ひこじぞう」

    【上】「ひこじぞう」の建立を託された小川美里さん(右)=9月3日、埼玉県さいたま市見沼区染谷の常泉寺【下】常泉寺の境内に建立されている「ひこじぞう」

  • 末期がんの宣告を受け、都内の病院に入院している田川時彦さん=2003年3月22日撮影(村田未知子さん提供)

    末期がんの宣告を受け、都内の病院に入院している田川時彦さん=2003年3月22日撮影(村田未知子さん提供)

  • 【上】「ひこじぞう」の建立を託された小川美里さん(右)=9月3日、埼玉県さいたま市見沼区染谷の常泉寺【下】常泉寺の境内に建立されている「ひこじぞう」
  • 末期がんの宣告を受け、都内の病院に入院している田川時彦さん=2003年3月22日撮影(村田未知子さん提供)

 埼玉県さいたま市見沼区染谷の常泉寺の境内に、「ひこじぞう」という名のお地蔵さんが静かにたたずんでいる。核兵器廃絶運動の先頭に立って活動した広島の被爆者が、原爆で犠牲となった子どもたちの供養と平和な時代への願いを込めて、次世代に建立を託した。

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