祖母がだまされ被害に…悔しい思いの親子、話しながらATM操作する男性の詐欺被害防ぐ 浦和西署が感謝状
2019/02/24/00:00
振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして浦和西署は22日、さいたま市浦和区の彦田香江さん(57)と娘の来留未さん(29)に感謝状を贈った。
彦田さん親子は1月11日午後1時半ごろ、さいたま市浦和区の無人の現金自動預払機(ATM)コーナーで同区在住の男性(83)が携帯電話で通話しながら操作していたことから詐欺を疑い、声を掛け警察に通報するなどしたという。
男性は区役所職員を名乗る男からの電話で還付金があると言われ、ATMを操作していたが、彦田さん親子に声を掛けられたことで、振り込まずに済んだという。
来留未さんは「祖母がだまされ被害に遭っていて、悔しい思いがあった。何とかしなきゃと、自信を持って声を掛けることができた」と話し、香江さんは「電話でのやりとりが聞こえて、怪しいと思った。身近な人が被害に遭ったので、気を付けてほしいという思い」と話していた。