埼玉新聞

 

<新型コロナ>南銀キャバ・ホスト全店員PCR検査、62店570人受け付け 検査数を倍増、想定上回る

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市が新型コロナウイルスの感染防止を目的に、大宮区の南銀座地域のキャバクラとホストクラブを対象にした無料のPCR検査で、受け付けを終えたのは20日午後5時時点で、62店舗570人となった。市は月内に検査を終了する方針で、1日に約30件程度としていた検査数を倍増するなどして対応する。

 市地域医療課によると、570人のうち88人が検査を終えて陰性だった。20日の検査は62人が受ける予定。

 南銀座地域のキャバクラ2店舗でクラスター(感染者集団)が発生したことから、市が無料検査の実施を決めた。15日から検査を開始し、土日祝日を除いて7月末まで行うとしていた。福岡市・中洲地区での同様の検査が約450件で、同程度を見越していたが上回ったため、1日の検査数を倍増するなどして対応する。

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