埼玉新聞

 

贅沢な時間ぜひ オーパークおごせ、本格イタリアンを提供 ベテランシェフが贈る県産食材の満足メニュー

  • ヨーロッパ野菜がふんだんに使用されるコース料理

  • メニュー表には、食材の産地の紹介も記載してある

  • 料理長を務める関根浩之氏

 非日常な特別感を料理でも感じて-。越生町の複合施設「ビオリゾートホテル&スパ オーパークおごせ(BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE)」は、経験豊富なベテランシェフを料理長に招き、県産の野菜や肉を使用した本格イタリアンメニューを提供している。

 運営する温泉道場の元、新たな施設やサービスを加え、観光のバラエティを増やし続ける同施設。今回はレストランの内装を敷地内のコンセプトである「ビオトープ」と統一感が出るようにリニューアルし、「レストラン モリニワ (Restaurant MORINIWA)」としてオープンした。リニューアルオープンとともにメニューも一新。昔からなじみのあるカレーやラーメンなどを残しつつ、さいたま市岩槻区を中心とした若手農家が栽培するヨーロッパ野菜や越生町産の梅・米、彩の国黒豚などを使ったプレートやコースが登場。食べられる花「エディブルフラワー」をふんだんにちりばめ、見た目にも鮮やかな料理を提供する。

■手の届く贅沢で満足感を

 今年6月から料理長を務める関根浩之氏(56)は、都内の「ホテルローズガーデン」や「洋食 大吉」など老舗のレストランやホテルで料理長を務めてきたイタリアンシェフ。今回の新メニューの考案時から携わる関根氏は、「おいしいのはもちろんのこと、お客様の身体に入ったときに生きる活力になることを意識した」と力を込める。

 季節ごとに具材を変えて提供するコース(ランチ2980円(税別)・ディナー4980円(税別))でも、一品一品にシェフのこだわりが。コースで使用する野菜は、それぞれの野菜や料理の特性に合わせて全て調理の工程を変えている。

 彩の国黒豚をメーンとした肉料理とともに出てくる10種類の旬のヨーロッパ野菜は、野菜ごとで焼き時間を変えたり皮付きで火を通すなどして、どの野菜もベストな食べごろに。野菜本来の甘みや触感を楽しむことができる。関根氏は、「少しだけ特別で贅沢な時間と満足感の得られる料理をご提供していけたら」と話している。

 営業時間は、午前11時~午後9時(ラストオーダー午後8時半)。

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