大野元裕知事は21日の定例会見で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」について、「キャンペーンそのものは賛成。ただ、国内の感染者数が増加傾向にある。東京だけでなく、首都圏もこういった状況にある中で、全国一律で行うのは時期尚早ということは以前から述べている」と、改めて考えを述べた。
大野知事は、同事業の対象から東京都が除外されたことで、県内でも観光客からのキャンセルが発生していることを明らかにした。その上で「観光に行くのであれば、首都圏や近場に限るべき。埼玉県の方であれば、県内でお楽しみいただきたい」と呼び掛けた。