<新型コロナ>南銀のキャバクラ従業員、1人陽性 店は営業…さいたま市、自主的な休業要請をする方針
2020/07/23/00:00
さいたま市は22日、大宮区の南銀座地域を対象に実施している無料のPCR検査で、キャバクラに勤務する30代の男性従業員1人が陽性だったと発表した。同検査での感染確認は初めて。
市保健福祉局によると、男性ら同じ店の2人が20日に検査を受け、1人の陽性が判明した。他に同店の12人が検査を受ける予定で、2人は予約をキャンセルした。市保健所は男性の濃厚接触者などを調査。店は営業しており、自主的な休業を要請する方針。
一方、市は22日、新型コロナウイルス危機対策本部員会議を開催。清水勇人市長は市中感染の拡大を危惧しているとした上で、「GoToトラベルキャンペーンが始まった。市民の皆さんは観光目的地の感染状況を確認し、なるべく県内や近場でとどめてほしい」と呼び掛けた。