午後6時、長男名乗り「金が大至急必要」 信じた男性、現金300万円とカード手渡す被害/さいたま
2020/07/25/00:00
浦和署は23日、さいたま市南区の無職男性(85)が手渡し詐欺で現金300万円とキャッシュカード1枚をだまし取られたと発表した。
同署によると、22日午後6時ごろ、男性方に長男を名乗る男から「会社の大事な書類をなくした。携帯電話も使えない」「金が大至急必要。お父さんお金ある」などと電話があった。信じた男性は同日午後6時半ごろ、自宅を訪れた長男の代理人を装う男に現金300万円とキャッシュカード1枚を手渡した。さいたま市西区に住む長男に電話で確認したところ、だまされたことに気付いた。
現金を取りにきた男は身長170~175センチの痩せ型。黒色の短髪で、白いワイシャツ姿だった。