埼玉新聞

 

丸広、埼玉7店で100品目増“お歳暮ギフトセンター”オープン 埼玉の名品にフォーカス、人気の価格帯は

  • 新型コロナ感染拡大防止の制限がほぼなくなり、再開された試食をしながら品物を選ぶ客=9日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

    新型コロナ感染拡大防止の制限がほぼなくなり、再開された試食をしながら品物を選ぶ客=9日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

  • 新型コロナ感染拡大防止の制限がほぼなくなり、再開された試食をしながら品物を選ぶ客=9日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

 川越市新富町の丸広百貨店川越店に9日、お歳暮ギフトセンターが開設された。暦の上では8日に立冬を迎えたものの、晩秋らしくない気温の高い状態が続く。だが、同百貨店は8~9日に、本店の川越店など県内の7店にセンターをオープン。埼玉の名品を軸にギフトの提案に力を入れ、早くも年末商戦を本格化させた。

 丸広は今冬、各店やオンラインショップなどで昨年より約100品目増の1480品目ほどを取り扱っている。12月21日までの期間中、前年比100・4%の9億3千万円の売り上げを目指す。物価高騰下でも、人気がある3千円台の価格帯を維持するため、各社とも内容を見直した贈答セットが目立つという。

 地元百貨店の強みを生かそうと、県内の産品約180品目を用意。ギフト担当バイヤーの川平真輝さん(38)は「埼玉の良い物にフォーカスし、地域を盛り上げたい」と語る。来店したふじみ野市の女性(57)は「東京に住む方には、地元の物を贈りたい。昨年差し上げたら喜んでもらえた」と品定めしていた。
 

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