<新型コロナ>軽症患者などの療養を受け入れ、アパホテルを契約終了で返還 8月から一般客の利用再開
2020/07/28/00:00
県は27日、新型コロナウイルス感染症の無症状、軽症患者の療養を受け入れてきたさいたま市大宮区の「アパホテルさいたま新都心駅北」について、31日に借り上げ契約が終了することに伴い返還すると発表した。
同施設は県で最初の療養施設として4月15日から患者を受け入れていた。
県保健医療政策課によると、同施設では7月27日までに延べ95人が療養した。契約期間は4月15日から7月31日までの約3カ月半だったが、県は「感染者の減少により療養者も少なくなった」として、5月末以降は受け入れを停止していた。8月1日から一般の宿泊客の利用を再開する。
現在、県内の無症状・軽症者の受け入れ施設は「東横INNつくばエクスプレス三郷中央駅」、「入間第一ホテル」、「東横INN浦和美園駅東口」、「国立女性教育会館」の4施設。県は最大1450室が必要になるとの想定の下、今月22日まで宿泊施設の募集を行った。候補施設は31日までに決定される予定。