さいたま市教育委員会は29日、自宅で覚醒剤を使用したとして、市立中学校の臨時教諭(33)=川口市=を地方公務員法に基づいて免職の懲戒処分にした。指導監督を怠ったとして、同校の男性校長(59)を文書訓告の内部処分にした。
市教委教職員人事課と浦和署によると、臨時教諭は今月15日、同署管内の交番に出頭し、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された。自ら使用を認め、市教委の調査に「6月から興味本位や不安な状態を解消できると思い、7回程度使用した。インターネットで購入した。生徒や保護者、同僚に大変申し訳ない」と話しているという。