<新型コロナ>過去最多、埼玉で74人感染 大宮高校で2人目、職員らが感染の白岡の障害者施設でも陽性者
県などは1日、新型コロナウイルス感染者を新たに74人確認し、1日当たりの感染者の発表数としては、7月23日の64人を10人上回り、過去最多となった。県内の1日の発表人数が70人台になるのも初めてとなる。感染者の内訳は、県管轄が再陽性1人除いて53人、さいたま市5人、川口市12人、越谷市3人、川越市1人。
これまでに確認された感染者は2387人(チャーター便帰国者含む)、死者は74人。重症者は2人。感染者の指定医療機関への入院は77人、一般医療機関への入院は197人。ホテル療養は82人、自宅療養は64人。1058人が退院し、療養終了は761人となった(1日午後5時時点)。
県によると、県管轄では、10歳未満~80代の男女53人の詳細が判明。職員と入所者の感染が確認されている白岡市の障害者支援施設「太陽の里」の入所者の同市30代女性の陽性が分かり、同施設関係の感染者は14人になった。
県教育局は同日、県立大宮高校で2人目の陽性者が判明したと発表した。7月31日に同校の生徒1人の感染が確認されていた。この生徒と同じ部活動に所属する生徒12人と顧問教諭の2人が濃厚接触者とされ、同日から当該部活動を停止している。同校では2日から当面の間、教員以外は校内に入れないようにし、部活動や補習は行わないとしている。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは同市に住む県内の高校に通う女子高校生を含む10~80代の男女5人。高校生は陽性者の濃厚接触者の一人として、市外の保健所から検査依頼があった。
川口市は20~60代の男女12人の感染を新たに確認したと発表した。
越谷市によると、新たに40代公務員男性、20代会社員男性、10代会社員男性の3人の感染が判明した。
川越市によると、新たに感染が判明したのは20代の男性会社員1人。県内勤務で職場の同僚が陽性と判明したためPCR検査を実施した。