<新型コロナ>ウイルス吸着して不活性化させる布、久喜東小学校に贈呈 羽生の互福衣料 校長「大変貴重」
2020/08/04/00:00
新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、羽生市の衣料品製造業「互福衣料」は、久喜市立久喜東小学校に、ウイルスを吸着するタペストリー布「ウイルスとれるーん」計16本を贈呈した。
同社によると、「ウイルスとれるーん」は、つり下げておくだけで部屋の中のウイルスを吸着し、自然に不活性化させる効果がある。1カ月に1回、手洗いするだけで一定期間使用でき、花粉の吸着効果も期待できるという。マスクが不足し始めた2月下旬から同社が製造、販売を行っている。
同校の岡安茂雄校長(58)は「児童の安心安全を確保することが学校の一番の役割。今回は大変、貴重なものを頂いた」と感謝した。布は全児童404人、計16クラスの教室内につり下げるという。
「ウイルスとれるーん」は、互福衣料のホームページ(www.gofukuiryo.co.jp)で販売している。