埼玉新聞

 

秋篠宮さま、さいたま水族館を視察 開館40周年を迎えた館内、魚の美しさ称賛 体験談も披露「小型ナマズも毒を持っていて刺されると痛いですね」

  • ヒレナガニシキゴイの水槽を見学する秋篠宮さま=16日午前、羽生市三田ケ谷のさいたま水族館(代表撮影)

    ヒレナガニシキゴイの水槽を見学する秋篠宮さま=16日午前、羽生市三田ケ谷のさいたま水族館(代表撮影)

  • ヒレナガニシキゴイの水槽を見学する秋篠宮さま=16日午前、羽生市三田ケ谷のさいたま水族館(代表撮影)

 秋篠宮さまは16日、10月に開館40周年を迎えた羽生市三田ケ谷のさいたま水族館を視察され、飼育課主任の荒井康充さんから展示内容の説明を受けた。

 ヒレナガニシキゴイの水槽展示では「原種(ヒレナガゴイ)は残っていますか」と質問し、同館で飼育している3匹の原種を見学。利根大堰(おおぜき)に設置されている魚道を再現した模型展示では、コイ科のオイカワが遡上(そじょう)する様子を観察した。

 ナマズの仲間であるギバチの水槽では、「ギギやアカザといった小型のナマズも毒を持っていて刺されると痛いですね」と体験談を披露し、コイ科のウグイには「色が美しいですね」と、ヒレの付け根や体の一部に出ている赤い模様を称賛した。

 午後はさいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で水族館技術者研究会に出席し、エイの繁殖やシマドジョウの保全などについての発表を傾聴した。
 

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