埼玉新聞

 

閉店中のファミレス放火、証拠を消すために…容疑の37歳男逮捕 雨宿りと金品盗むために侵入して/所沢署

  • 所沢署=所沢市並木

 所沢署は6日、建造物侵入と非現住建造物等放火の疑いで、住所不定、無職の男(37)を逮捕した。

 逮捕容疑は2015年7月1日未明、所沢市内のファミリーレストランに侵入し、備品に火を付け店内を焼損させた疑い。

 同署によると、店は閉店中で人はいなく、約44平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。新聞配達員が「煙が出ている」と午前3時50分ごろ119番した。

 男は別の事件で服役しており、18年ごろ「ファミレスの火災で火を付けた」と同署に手紙を送り、同署で調べていた。男は「雨宿りと金目のものを盗もうと思い侵入した。証拠を消すために火を付けた」と容疑を認めているという。

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