埼玉新聞

 

ミュージカル女優・華花さん、越谷の魅力宣伝大使に 市内小中学校に通っていた「歌、芸術でつながりたい」

  • 委嘱状を手にする華花さん(越谷市提供)

 越谷市のこしがやの未来を創る「魅力宣伝大使」に、同市出身のミュージカル女優、華花(はなか)さん(31)が就任した。同大使は華花さんで6組目となる。

 同市は、市にゆかりのある著名人・団体を同大使に委嘱し、地域の誇りとして、その魅力を内外に広告宣伝するとともに、子どもたちの身近な憧れの存在として、夢と希望のあるメッセージを発信している。

 華花さんは、市内の花田小学校、栄進中学校を経て、国学院大学栃木高校を卒業。桐朋学園芸術短期大学演劇科を卒業し、東宝ミュージカルアカデミー(4期生)でミュージカルを本格的に学び、同アドバイスコースを修了。「ミス・サイゴン」や「レ・ミゼラブル」などたくさんの人に愛されてきた舞台に出演している。

 今回、大使の就任に当たり、市の木にちなんだオリジナル曲「ケヤキ」を制作した。華花さんは「越谷の皆さんと歌、芸術を通してつながることができたら幸せです」と抱負を語った。

 当初は記者会見して就任を披露する予定だったが、新型コロナウイルス感染予防のため、非公式で委嘱状を授与。市のホームページで、ビデオメッセージや歌を披露している。魅力宣伝大使の任期は来年3月31日まで。

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