埼玉新聞

 

「やさしい気持ち」が2013個…市民らから寄せられた食品、子ども食堂などへ 加須で「フードドライブ週間」

  • ひとり親家庭などを支援するため、市民や地元企業などから多くの食品が寄せられた=13日、埼玉県加須市役所5階

    ひとり親家庭などを支援するため、市民や地元企業などから多くの食品が寄せられた=13日、埼玉県加須市役所5階

  • ひとり親家庭などを支援するため、市民や地元企業などから多くの食品が寄せられた=13日、埼玉県加須市役所5階

 埼玉県加須市こども局子育て支援課と同市社会福祉協議会などがフードドライブで集めた食品を13日、市役所5階で市内の子ども食堂やフードパントリーの各団体に贈呈した。ひとり親家庭などの支援に役立てられる。

 毎年、奇数月に行っている「加須市子育てフードドライブ」。今回は、市民、地元企業、かぞ地域女性会連合会、市内の郵便局職員、市商工会女性部、市職員などから米、調味料、レトルト食品、缶・瓶詰、飲料水、お菓子など2013点が寄せられた。

 市では子育て支援を目的に、「やさしい気持ちをいただきます」をキャッチフレーズに、奇数月の第2週を子育てフードドライブ週間に定めている。子育て支援課などで食品の提供を受け付けた。

 市内には、子ども食堂5団体とフードパントリー6団体がある。今年5月29日には、市の肝いりで「加須市子育て応援子ども食堂・フードパントリー団体連絡会」が発足している。

 贈呈式に先立ち、同連絡会の全体会が開かれた。「加須モデル」として注目している県から福祉部少子政策課が参加。市からは子育て支援課と社会福祉協議会、商工会女性部などが出席した。愛知県安城市子育て健康部子育て支援課の行政視察もあった。

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