埼玉新聞

 

診療所で「はしか」男性から2人に二次感染 診療所職員と受診した別の男性…狭山保健所管内

  • 狭山保健所=狭山市稲荷山

 県は26日、狭山保健所管内に在住の30代男性がはしかに感染し、男性が受診した診療所の女性職員と、診療所を受診した別の男性が二次感染したと発表した。3人はすでに快復しているという。

 県保健医療政策課によると、30代男性は1月14日から仕事でフィリピンに滞在し、同24日に帰国。30日に発熱があり、31日と2月1日、4日に診療所を受診した。5日に発疹があったため6日に再受診し、はしかを疑った医師の判断で、他の病院に入院。県衛生研究所が遺伝子検査したところ、はしかに感染していることが9日分かった。

 二次感染の2人は、狭山保健所管内に住む40代女性と10代男性。県ははしかが疑われる症状がある場合、近隣の保健所に連絡し、指示に従って受診するよう呼び掛けている。

ツイート シェア シェア