埼玉新聞

 

ブドウ狩り到来、所沢ぶどう園で家族ら楽しむ ヤトミローザ、ヒムロットなど「甘さが増してくる」

  • たわわに実ったブドウの房にハサミを入れる来園者=所沢市亀ケ谷

 所沢市亀ケ谷の観光農園「所沢ぶどう園」で今シーズンのブドウ狩りが始まり、訪れた来園者たちはたわわに実ったブドウの房にハサミを入れ、季節の味覚を楽しんでいた。

 同園の鈴木浩之さん(48)によると現在は、赤みがかった楕円(だえん)形の粒の「ヤトミローザ」や種無しで緑色の「ヒムロット」などが楽しめるという。鈴木さんは「今年は天候不良で生育が遅れているが、梅雨明けしてからの晴天でこれから甘さが増してくる」と話す。大粒の「巨峰」は20日ごろから、種無しで皮ごと食べられる「シャインマスカット」は25日ごろから楽しめる。

 母親と一緒にブドウ狩りを楽しんでいた所沢市の檜垣茜ちゃん(3)は「(ブドウを)2個食べた。おいしかった」と話していた。

 また今年は新型コロナウイルス感染拡大を防止するため入り口に消毒液を置き、来園者に消毒を呼び掛けているほか直売所に飛沫(ひまつ)防止シートを設置している。

 ブドウ狩りは9月半ばころまで。問い合わせは同園(電話04・2944・1556)へ。

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