県教育局は11日、2020年3月に県内中学校、義務教育学校、特別支援学校中学部を卒業した生徒の進路状況調査（速報）を発表した。卒業者総数は6万2542人で18年度から千人減少。高等学校等への進学率は99・1％で、調査開始以来最高だった18年度と同率だった。

　高校進学者のうち、全日制過程への進学者は18年度に比べ1285人（0・6％）減の5万7483人（91・9％）。内訳は県内国立が140人（0・2％）、同公立が3万6159人（57・8％）、同私立が1万6千人（25・6％）で県内全日制高校進学者は18年度より1385人（0・9％）減の5万2299人（83・6％）だった。県外公立・私立高校は18年度より100人（0・3％）増の5184人（8・3％）だった。

　定時制課程は88人（0・1％）増え1150人（1・8％）、通信制過程は191人（0・3％）増の2578人（4・1％）だった。