若者は即戦力、勉強より戦争が大事…戦闘機の部品製造にささげた青春 宮代の女性、断片的な当時の記憶語る
2020/08/12/00:00
戦後75年がたち、「周りはもう、戦争を知らない人たちばかり。当時の話はすることはないと思っていた」と宮代町の山野井八重子さん(91)は語る。女子学生が軍需工場などで労働に従事する「女子挺身(ていしん)隊」の一員として、群馬県で戦闘機の部品製造に従事。貴重な青春をささげ、複雑な気持ちで終戦を迎えた。