越谷市は21日、同市大成町の飲食店「トラブミート」で食事をした10人から、腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表した。食品衛生法に基づき、同店を23日まで3日間の営業停止処分とした。
市保健所によると、食事後に腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えたのは10~20代の計13人。10月31日から11月12日の間、同店でハンバーグと生卵、おしんこ、ご飯、みそ汁のセット定食を食べていた。共通の患者が同時期に食事していることや、症状と潜伏期間などから、同店による食中毒と判断した。5人入院し、13人全員が快方に向かっているという。