<新型コロナ>埼玉で56人感染 県立学校の教職員や生徒ら、所沢の病院の入院患者にも新たな感染判明
2020/08/14/00:00
県などは13日、新型コロナウイルス感染者を新たに56人確認したと発表した。内訳は県発表が36人、さいたま市15人、川口市2人、越谷市3人。
これまでに確認された感染者は3057人(チャーター便帰国者含む)、死者は80人。重症者は8人。感染者の入院は321人、ホテル療養は53人、自宅療養は119人。退院・療養終了は2383人(12日午後9時時点)。
県管轄で詳細が判明したのは、所沢市居住の国立国会図書館職員の30代男性や飯能市居住の県内病院の40代男性医療従事者ら、10~70代の男女23人。所沢第一病院に入院する60、70代の男性患者2人の感染が確認され、同病院の感染者は50人となった。
県教育局によると、所沢市の20代男性は県西部の県立学校の教職員で、食事などを共にした教職員3人が濃厚接触者と認定された。
同局はほかにも、県立学校でこれまでに感染者が出ている岩槻高校と与野高校で1人ずつ新たな生徒の感染が確認されたと発表。感染者はそれぞれ11人、3人に上った。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは市内に住む10歳未満2人を含む70代までの男女15人。70代男性はクラスター(感染者集団)が発生した介護事業所「扇の森」の利用者で、感染が判明した70代女性の夫。市立中学校の女子生徒と県立高校の男子生徒の感染も判明した。
川口市によると、感染が判明したのは市内に住むパートの40代女性と、都内居住の自営業、30代女性の2人。いずれも容体は安定している。
越谷市によると、市内に住む20~40代のいずれも会社員男性3人の感染が判明した。