埼玉新聞

 

血を流したような熊谷の空 空襲体験者、高齢化に危機感 語り継ぐ戦争の記憶…高校生らが取材、生の声聞く

  • 戦時中の資料を手に戦争を体験を話す高城三郎さん(右)と、取材をする熊谷女子高校日本史部の生徒たち=7月29日午後、熊谷市末広2丁目の県立熊谷女子高校

 終戦前夜の1945年8月14日深夜、熊谷の市街地を焦土と化した熊谷空襲から75年。「熊谷空襲を忘れない市民の会」が編集を進めている本「最後の空襲・熊谷」の企画の一つとして、高校生が空襲体験者に話を聞いている。体験者の高齢化が進む中で、若者たちに“歴史のバトン”を託す。

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