埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で90代男性2人死亡 家族や勤務先に陽性者いる男女52人感染 長瀞で初の感染者

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは15日、新型コロナウイルス感染者を新たに52人確認し、90代男性2人が死亡したと発表した。感染者の内訳は県発表が35人、さいたま市8人、川口市6人、越谷市3人。

 これまでに確認された感染者は3165人(チャーター便帰国者含む)、死者は82人(15日午後7時現在)。

 14日午後9時時点の重症者は10人、感染者の入院は324人、ホテル療養は70人、自宅療養は119人。退院・療養終了は2464人。

 県によると、新型コロナウイルスに感染していた県内外の90代男性2人が入院中に死亡。いずれも基礎疾患があり、入院していた医療機関で死亡した。

 県管轄で詳細が判明したのは、長瀞町で初めて感染が確認された70代の女性や、集団感染が発生した所沢第一病院に入院している80代女性ら。同病院での患者や職員の感染者は53人となった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~60代の男女8人。5人は家族、勤務先、友人らに陽性者がいた。勤務先に陽性者がいた20代女性会社員は濃厚接触者と判断されなかったが、発熱などの症状が出て感染が判明した。3人の感染経路は不明。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満の未就学児から60代までの男女6人。感染経路を調べている。

 越谷市によると、感染が判明したのは、20~30代の男女3人。1人は知人に陽性者がいて無症状、ほか2人は感染経路が不明で軽症という。

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