溺れた男性死亡…家族らとバーベキュー中に 寄居の荒川 70メートル流され川底で発見 過去に8人死亡
2020/08/18/00:00
16日午前11時15分ごろ、寄居町鉢形の荒川で、「川に流された人がいる」と110番があった。寄居署員や消防が駆け付けたところ、群馬県太田市西新町、ブラジル国籍の会社員レアンドロ・サダオ・ヒラタさん(33)が水深約1メートルの川底に沈んでいるのを発見した。ヒラタさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
同署によると、ヒラタさんは家族や知人ら約10人と、午前8時半ごろからバーベキューに訪れていた。ヒラタさんは、流された現場付近(川幅約35メートル、水深約3メートル)から約70メートル下流で見つかった。発見時はTシャツとハーフパンツ、サンダル姿だった。川には1人で泳ぎに入ったという。同署はヒラタさんが何らかの原因で溺れたとみて調べている。現場付近では遊泳禁止で、同様の水難事故が過去24年間に15件発生し、8人が死亡している。