目前で撃たれた友、生涯に深く影響 同じ子どもがなぜ…満州から戻った幸手の男性、解けないわだかまり今も
2020/08/18/00:00
幸手市の江森信市さん(84)は2歳の時に家族と満州に渡り、現地で中国人の子が目の前で殺されるという衝撃的な体験をした。「満州で中国人は人間扱いされていなかった」と振り返る江森さんだが、帰郷して自身も言われなき差別を受けた。「同じ地域に住む同じ子どもがなぜこんなことに」。胸のわだかまりは今も解けない。