<新型コロナ>24人感染…小学生の姉妹ら 男性1人死亡 伊奈・精神医療センター、越谷市立病院の職員も
県などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに24人確認し、80代の男性1人が死亡したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が11人、さいたま市2人、川口市5人、川越市4人、越谷市2人。
これまでに確認された感染者は3280人(チャーター便帰国者含む)、死者は83人(18日午後7時現在)。
18日午後9時時点の重症者は11人、感染者の入院は323人、ホテル療養は65人、自宅療養は104人。退院・療養終了は2682人。
県によると、県管轄で新たに感染が判明したのは11人で、詳細が分かっているのは10~50代の男女7人。ほか4人は詳細を調査中で、県病院局によると、そのうちの1人は県立精神医療センター(伊奈町)に勤務する宮代町の30代男性看護師で、同居家族に陽性者がいる。男性看護師は7月29日以降、自宅待機しており、院内で接触した患者や職員はいないという。
また、17日に判明し、詳細を調査中だったのは10~60代の男女10人だった。
さいたま市によると、感染が判明したのはいずれも40代の男性2人。1人は同居女性が既に陽性で、もう1人は同居女性に症状が出ているという。
川口市によると、入院中だった80代男性が死亡した。新たに感染が確認されたのは、小学生の姉妹2人、会社員の20代男女2人、職業と国籍が不明の50代女性の計5人。いずれも容態は安定し、入院は調整中。職業、国籍が不明なのは、医療機関から保健所に出す「発生届」に記載がないため。
川越市によると、新たに10~70代の男女4人の感染が判明。このうち40代の会社員男性と10代の男子学生は同居家族が感染していた。
越谷市によると、市内に住む60代男性と草加市に住む20代女性の2人の感染が確認された。女性は越谷市立病院看護部に勤務。家族の感染が分かり、検査を受けたところ、17日に陽性と判明した。