埼玉新聞

 

学校給食で3453人食中毒の八潮市、児童生徒らにパン提供 当分は弁当を持参、給食再開はめど立たず

  • 八潮市役所=八潮市中央

 6月に給食による大規模集団食中毒が発生し、18日から2学期が始まった八潮市は24日から、市内小中学校で児童生徒にパンを週3日提供すると発表した。

 同市では6月26日、給食を通じて市内小中学校の児童生徒、教員計3453人に食中毒が発生した。市教委によると、給食再開のめどは立っていない。市内小中学校は8月8~17日の夏休みを終え、18日から授業が再開。児童生徒は当分、弁当を持参することになるという。

 一方、市は24日からパンを月・水・金曜の週3回、牛乳を月~金の週5日提供する。おかずは各自用意するという。

 市教委は「保護者の負担を少しでも軽減したい。早期に給食を再開したい」としている。

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