埼玉新聞

 

熱中症か、88歳男性死亡 体温40・2度…居室に倒れけいれん、別居の息子が通報 エアコンは故障/川越

  • 熱中症の疑いで川越の男性死亡

 県は21日、熱中症とみられる症状で川越市の男性(88)が死亡したと発表した。

 県消防課によると、同日午前2時5分ごろ、別居している男性の息子が「母親から『父親が倒れている』と連絡があった」と119番した。

 救急隊が駆け付けたところ、木造平屋の自宅の居室で、男性があおむけに倒れて意識がなく、けいれんを起こしていた。体温は40・2度あり、病院に搬送されたが死亡した。

 室内にエアコンはあったが故障しており、窓は閉まっていた。今年の県内の熱中症とみられる死者は8人になった。

ツイート シェア シェア