埼玉新聞

 

2年連続の快挙 春日部在住の画家、パリの国際公募展に入選 地元の狐伝説をモチーフ、日本美を際立たせる

  • サロン・ドートンヌ2020入選作品「子育狐 聖火の祈り」

 春日部市の備後須賀稲荷神社にまつわる狐(きつね)伝説をモチーフにした同市在住の画家大久保信子さん(50)の作品「子育狐 聖火の祈り」が、毎年秋にパリで開かれる国際公募展「サロン・ドートンヌ2020」に入選した。2年連続の快挙となり、大久保さんは「日本独自の文化である地域に根付いた伝説をモチーフにした作品が国際的な評価を受けたことは大変うれしい。地域貢献にもつながるのでは」と喜んでいる。

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