埼玉新聞

 

「疫病退散」春日部・古利根川で灯籠流し フェスタ中止で代替事業、医療従事者らへの感謝も込める

  • 古利根川に浮かぶ灯籠=22日夕、春日部市内

 新型コロナウイルスに対応する医療従事者らへ感謝の気持ちを込め、春日部市内を流れる古利根川で22日夕、灯籠流しが行われた。

 この時期に川に親しもうと開催してきた「夕涼みフェスタ」が今年は中止に。主催する春日部商工会議所青年部の同フェスタ実行委員会が、代替の事業として企画した。

 夕方6時半すぎ、集まった実行委メンバーが「頑張ろう春日部」「疫病退散」などと記された灯籠100基を水面とデッキの2カ所から流した。

 協賛で集めた約44万円をコロナに対する支援金として寄付。実行委員長の茅原真澄さんは「灯籠を流すことでコロナに対応されている医療従事者や関係者の方々に感謝の気持が伝われば」と話した。

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