埼玉新聞

 

<新型コロナ>夏秋用の制止菌マスク、羽生の会社が開発 特殊素材使う二層構造、洗濯し繰り返し使用も

  • 水分を反発し、飛沫を防ぐ制止菌マスク「カチオトロン」

 羽生市の衣料品製造業「互福衣料」は、新型コロナウイルス感染対策のため、夏秋用の制止菌マスク「カチオトロン」を開発し、予約注文の受け付けを開始した。

 「カチオトロン」は、薄手の特殊素材を使った二層構造。マスク表面は、せきやくしゃみなどによる飛沫(ひまつ)の水分を反発し、口元側は水分を吸水拡散させる。

 暑い時は、口元側に水スプレーし、冷蔵庫で10分程度冷やすと涼感が得られる。洗濯して繰り返し使える。

 試作品につき、先着約700枚限定(1枚1100円、1人5枚まで)で販売。同社鹿島台工場(宮城県)で電話予約を受け付けている。

 互福衣料鹿島台工場の問い合わせは(電話0229・56・2275)へ。

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