<新型コロナ>西武鉄道、すべての手すり・つり革・ドアに抗ウイルス加工実施へ 10月末までに完了予定
2020/09/02/00:00
西武鉄道(本社所沢市、喜多村樹美男社長)は利用客に安心して鉄道を利用してもらうために所有する全車両1288両に対して、抗ウイルス、抗菌コーティング加工を実施している。順次作業が行われていて、10月末までに完了する予定。
狭山市南入曽の西武新宿線南入曽車両基地では1日、作業の様子が報道陣に公開され、ゴーグルやマスクを着けた作業員が2人一組で手際良くコーティング剤を手すりやつり革などにスプレー缶で噴霧していた。
同社では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、空調・換気装置および窓開けによる車内換気や車両の定期的な消毒を実施しているが、さらなる対策として抗ウイルス、抗菌加工を行うことにした。
車内のつり革や手すり、ドア回りなど利用者が直接触れる可能性の高い場所を中心に抗ウイルス、抗菌効果のあるコーティング剤を噴霧。
作業が行われた車両には施工済みを示すステッカーが掲示される。