20代女性の尻たたいた代表理事、10代女性の顔もたたく 容疑で再逮捕 幸手の施設で犯行「しつけで」
2020/09/04/00:00
運営する障害者施設の入所者に暴行したとして代表理事が逮捕された事件で、県警捜査1課と久喜署は3日、別の入所者にも暴行したとして、暴行の疑いで、久喜市南4丁目の障害者グループホーム「にゃわんはうす」代表理事の男(54)=幸手市緑台1丁目、暴行罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は7月26日午後8時25分ごろ、施設2階の廊下で、障害のある入所者の10代女性の顔を1回、手で殴打した疑い。容疑を認め、「しつけのためにたたいた」と供述しているという。
同課によると、女性にけがはなかった。施設には当時、被害者を含む10~50代の女性4人が入所していた。現在は閉鎖されているという。
県警は8月6日、入所者の20代女性の尻をたたいたとして、暴行容疑で男を逮捕。関係者や入所者への聴取などから今回の犯行を特定した。