埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で24人感染 100代と90代の女性2人、福祉施設の入居者 再陽性判明の女子児童も

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは4日、新型コロナウイルス感染者を新たに24人確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が14人、さいたま市4人、川口市2人、越谷市4人。

 これまでに確認された感染者は4079人(チャーター便帰国者含む)、死者は90人(4日午後6時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は11人、感染者の入院は278人、ホテル療養94人、自宅療養67人。退院・療養終了は3526人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~100代の男女ら10人。所沢市の20代自営業男性は3日午後に判明した都内居住の20代自営業男性の別居家族で、都内居住の男性はクラスター(感染者集団)が発生している県西部の飲食店の客だった。同店の客や従業員の感染は8人目。戸田市の100代と90代の女性2人は県内の高齢者福祉施設の入居者だという。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10~40代の男女4人。30代男性は、3日に陽性が確認された県庁の県労働委員会事務局に勤務する40代女性の同僚。10代女性は大学生で、同居家族に感染者が確認されていた。市教委が3日に発表した市立小学校に通う10歳未満の女子児童は、再陽性と判明した。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは自営業の30代男性と会社員の70代男性。感染経路などを調べている。

 越谷市によると、新たに感染が判明したのは市内に住む20~80代の男女3人と草加市の20代会社員男性。20代の都内に勤務する公務員女性と80代無職男性が中等症。草加市の男性は県内の職場に陽性者がいたため検査していた。

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