埼玉新聞

 

一瞬で脳卒中、心臓病に…救われた患者、家族ずっと闘いは続く 埼玉医大国際医療センター、必要とされる「総合支援」充実へ挑戦 命救った後、介護・就労・障害など広くサポートへ 埼玉各地に広げたい“モデル”注目

  • 循環器病患者などへの支援実績を説明する佐伯俊昭病院長(中央)=6日、県庁

    循環器病患者などへの支援実績を説明する佐伯俊昭病院長(中央)=6日、県庁

  • 循環器病患者などへの支援実績を説明する佐伯俊昭病院長(中央)=6日、県庁

 高齢化とともに患者数が増加する脳卒中、心臓病などの循環器病対策のため、本年度、国の「総合支援センターモデル事業」に選定された埼玉医科大学国際医療センター(日高市)で相談対応や多機関連携などの取り組みが進められている。10月には県内の他の病院を利用する患者を含め、医療や介護から就労や障害まで広く相談を受け付ける窓口を開設。モデル事業は本年度で終了するため、国際医療センターは県に取り組みの継続に向けた支援を求めている。6日に県庁で佐伯俊昭病院長らの訪問を受けた大野元裕知事は「どのように協力し、資源投入していくべきか話し合いたい」と協力に意欲を示した。

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