マンホールのふた、庭のオブジェにいかが 役割を終えた6枚、川島町が1枚2千円で販売
2020/09/05/00:00
川島町は、古くなって役割を終えたマンホール6枚を一般販売する。これまでは耐用年数を超え、強度が落ちたマンホールは、新しいものと交換後、処分していた。今回、大切なライフラインである「下水道」を「もっと身近に知ってもらうきっかけになれば」と初めて企画した。
販売の6枚は1983~91年に製造された。1枚は町の花「ハナショウブ」を描いたもので、5枚は六角形の網目模様。いずれも直径60センチ、重さ40キロ。同町は年間数十カ所で、マンホールの入れ替え工事を行い、新しい分と交換し、処分している。
今回は今年2月に交換したもので、1枚2千円で販売する。町上下水道課の山木真司さんは「初の試みで、マンホールにはひびや傷もあるが、鋳物の重量感と味わいがあり、庭のオブジェにいかがですか」とPR。
申し込み多数の場合は抽選で購入者を決める。申込期間は今月11日まで。詳細は町のホームページを参照。
問い合わせは、川島町上下水道課(電話049・297・1818)へ。