母親死亡、容疑の男逮捕 入退院繰り返す母が危篤、看病に訪れ首絞める…楽にしてあげたかった/浦和東署
2020/09/06/00:00
入院中の母親の首を絞めて殺害しようとしたとして、浦和東署は5日、殺人未遂の疑いで、さいたま市南区、会社員の男(50)を逮捕した。母親は首を絞められてから約10時間後、死亡が確認された。男は「楽にしてあげたかった」と供述しているという。
逮捕容疑は同日午前4時25分ごろ、さいたま市緑区のさいたま市立病院で、入院中の母(76)の首を両手で絞めるなどして殺害しようとした疑い。
同署によると、母は今年6月ごろから入退院を繰り返していたが、9月4日午後に容体が悪化。危篤状態となり、男は看病のために病室を訪れていたが、持っていたボールペンで母を刺そうとした後、両手で首を絞めた。病室にいた医師や看護師が男を止め、「入院患者の息子が首を絞める事案があった」と110番。署員が駆け付け、同署で逮捕した。