埼玉新聞

 

破壊…フェンス突き破ったイノシシ、体長2メートルで今も逃げる 小学校に入り込み、児童ら数十人が恐怖 周辺は住宅街、駅から2キロ…目撃が相次いでいた 破られたフェンスの穴は直径40センチ

  • イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校

    イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校

  • イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校

    イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校

  • イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校
  • イノシシが突き破ったとみられるフェンス=7日午後7時15分ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校

 7日午後4時半ごろ、所沢市小手指南の市立椿峰小学校の校庭にイノシシ1頭が侵入した。敷地の端を往来していたが、約1時間後、学校のフェンスを突き破って校外に逃げた。警察や消防が捕獲作業に当たっている。けが人は確認されていない。

 所沢署などによると、イノシシは体長2メートルほど。当時、学校の敷地内には児童数十人と教職員がおり、建物内に避難してイノシシが去るのを待った。午後7時過ぎ、同校には保護者や関係者とみられる車が出入りし、避難していた児童らを車に乗せていた。イノシシが突き破ったとみられるプール脇のフェンスには直径30~40センチほどの穴が開いており、衝突の激しさを物語っていた。同校は西武池袋線小手指駅の南約2キロの住宅街の一角。

 市内では今月に入ってからイノシシの目撃情報が数カ所から寄せられており、所沢市などが警戒を呼びかけていた。
 

ツイート シェア シェア