埼玉新聞

 

久しぶりで興奮、新日本プロレスがさいたまで試合 入場者数減らし声援なし、手拍子と拍手で選手ら応援

  • 観客数を制限した会場で行われた新日本プロレスの試合=3日、さいたま市桜区

 新日本プロレス「NEW JAPAN ROAD」の開幕戦が3日、さいたま市桜区の市記念総合体育館「サイデン化学アリーナ」で行われ、512人が訪れた。

 会場の入り口では、サーモグラフィーで観客の体温をチェックするなど感染症対策を徹底。リングサイドの観客席は、十分な距離を空けて椅子を設置し、南側のみ開放されたアリーナ席は座席を間引くなど、入場者数を大幅に減らして観客同士の距離を保った。

 メインイベントのBUSHI、高橋ヒロム、内藤哲也―外道、石森太二、“キング・オブ・ダークネス”EVILの6人タッグマッチなど計6試合が行われ、感染症対策に努めた観客は声援を送れなかったが、手拍子と拍手で選手たちを応援した。父親と一緒に訪れた森田翔大君(10)は「10カ月ぶりにプロレスを見に来られた。久しぶりで興奮した」と満喫していた。

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