8日午前10時半ごろ、加須市戸川の県道366号で、普通乗用車と大型トラックが衝突。弾みで歩行中だった70代くらいの男性がトラックにはねられ、その場で死亡が確認された。加須署は男性の身元の特定を進めるとともに、詳しい事故原因を捜査している。

　同署によると、現場は信号機のある十字路交差点で、東北自動車道の側道のトンネル入り口付近。羽生市の無職男性（64）が運転する乗用車が羽生市方面から久喜市方面に進行中、交差点を右側から進行してきた上尾市の会社員男性（52）が運転する大型トラックとぶつかった。その弾みでトラックが右側の歩道に乗り上げ、歩いていた男性に衝突。トラックの運転手が「普通乗用車とトラックがぶつかって、歩行者がトラックの下敷きになった」と110番した。

　トラックと乗用車の運転手はいずれも軽傷だった。