さいたま市議会9月定例会の代表質問が7日行われ、埼玉新聞に掲載されている似顔絵の感想を問われ、清水勇人市長は「（就任から）11年の歳月の中で、日々さまざまな困難や課題に直面する。一つ一つを乗り越えながら歩んできて、顔のしわになり、年輪のように深く刻まれ、政治家として大きくたくましくなってきていると表現していただいたのではないかと考えている」と答弁した。

　野口吉明市議（自民）は代表質問で、似顔絵が昨年変更されたと指摘した上で、「以前の若々しい似顔絵と比べると、いささかお年を召しているのではないか」と述べた。

　清水市長は「似顔絵の良しあしについて感想を申し上げることは、大変失礼だと思いますが、私が感じていることを少し申し上げます」と似顔絵の感想について応えた。

　清水市長は2009年5月に初当選して現在3期目。埼玉新聞は清水市長の定例会見のやりとりを記載した市長会見採録に、漫画家あらい太朗さんの描いた似顔絵を掲載しており、昨年10月に変更していた。