浦和署は8日、詐欺の疑いで、春日部市梅田2丁目、介護士の女（55）を逮捕した。逮捕容疑は2017年12月5日ごろから翌18年1月21日ごろまでの間、当時交際していた交際相手の50代の会社員男性＝さいたま市＝に、「引っ越したいのでお金を貸してほしい」「火災保険の代金を貸してもらえないか」などとうそを言い、2回にわたり、計12万8千円を自身の口座に振り込ませてだまし取った疑い。

　同署によると、女と男性は17年10月ごろ、婚活サイトで知り合い、結婚を前提に交際していた。男性は何度も返済を求めたが、連絡が取れなくなったため、昨年6月28日、浦和署に被害を届け出た。女は「借りたことは間違いないが、返すつもりだった」と供述しているという。

　同署は女に関して、別の男性から同様の相談を受けており、関連を調べている。